このブログについてTwitterはこちら

【完全保存版】DIYで無垢家具オイル塗装のメンテナンス方法

DIY
スポンサーリンク

一級建築士のどけちな旦那です。
ジブリは、「天空の城ラピュタ」が好きです。

昨今の家具事情は、外見に特化し、価格を抑えることができる突板やプリント化粧板の技術が向上したことにより、無垢材の家具と出会う機会が少なくなっています。

IKEAやニトリの家具ももちろんいいのですが、家具技術が詰まった、無垢材の家具も選択肢の1つとして広まっていけば嬉しく思います。

オイル塗装とは!?

無垢材の家具は、室内の乾燥と湿気によって呼吸し、生きています。無垢材の家具が反るのはこのためです。

オイル塗装(オイルフィニッシュ)をすることで、自然に近い状態を保ち、質感を残しながら、木材の本来の美しさを保つことができる塗装になります。

無垢材の塗装方法は、3つあります。

  1. オイル塗装
  2. セラウッド塗装
  3. ウレタン塗装

塗装方法別の違いは、割愛しますが、オイル塗装は、メンテナンス性にとても優れています。多少の凹みは、元に戻りますし、傷も消せます。その他の塗装ではできません。

コップの輪染みが出来やすいデメリットもありますが、これも元通りになります。

無垢材の家具には、「オイル塗装」をオススメします。

オイル

オイル塗装用のオイルは、数多く存在しますので、有名な3つを簡単に紹介します。

ワトコオイル

日本製でパイン材やオーク材(ナチュラルの木材)に色を付けたい場合や、DIYにオススメです。

木材用オイルステイン&フィニッシュ ワトコオイル/WATCO| 北三株式会社
木の温もりと味わいを惹き出す、植物油ベースのオイルフィニッシュ「ワトコオイル」について紹介します。

オスモカラー(オスモ&エーデル)

オイル塗装業界では、1番有名でドイツから届ける植物油由来の天然オイルなので、小さいお子様のいる家庭でも安心・安全です。無垢フローリング等にオススメです。

最高級床材 オスモフローリング | 暮らしの理想をドイツから オスモ&エーデル
厳選された無垢材フローリングは素足にさらりとやさしい感触。オスモカラーで塗装されたオスモフローリングは、木の調湿機能を妨げず夏はべたつかずさらりと冬はしっとりと暖かく四季を通じて快適な室内環境を保つことができます。

リボス

知名度こそ2番手ですが、オスモカラーと同じく、ドイツで、植物由来の天然オイルですが、アレルギーに対応した塗料になります。人の手に触れる家具やフローリングにオススメです。

リボス自然健康塗料|TOPページ
リボス自然健康塗料の通信販売店です。リボスは「健康に害のある成分は、天然物でも使用しない」というコンセプトを貫き、アレルギーに対応した塗料の開発に成功しました。リボスは"自然塗料"をアレルギーに対応した"自然健康塗料"へと進化・向上させたのです。


メンテナンス方法

家具の風合いを維持するため、6ヶ月程度を目安に定期的なメンテナンスが必要です。湿度に影響され、特に冬場の乾燥状態をチェックしながら、パサついてきたかな?と思ったらメンテナンスの頃合いです。

左側の傷と右側の輪染みを手入れしていきます。
木材は、ウォルナットになります。


【用意するもの】

紙やすり
(#240#320#400)
ハンドサンダー
ウエットティッシュ
ウエス(布)
オイル

※ 広い面の作業には、ハンドサンダーがあれば、作業効率が上がります。


① #320で全体をやすりがけ

表面のシミや細かい傷であれば、#320ですぐに消えます。
右側の輪染みは消えています。
しかし、左側の傷は少し深かったので、残っています。ここで無理に消す必要はありません。

このように木目に沿わなかった場合、この傷を消すには、相当な労力を使いますので、木目に沿ってやすりがけをしましょう。

#240で残った傷を消す

#320よりも荒い#240で消し切れなかった傷を消していきます。やすりがけを#240から始めても構わないのですが、#320で大抵の傷が消せるので、時短になります。
#240でやすりがけした箇所は、#320でやすりがけし直します。

年輪部分(木目)は、堅いので、局所的にやすりがけをし過ぎると凹凸を作ってしまいます。傷の周囲も含め、やすりがけをしましょう。

#400で仕上げ

仕上げなので、残しのないように入念にやすりがけをします。
部分的にザラザラしていたり、サラサラ、ツルツル様々な質感が出ますが、木の持っている本来の質感なので、均一にする必要はありません。
当て木を使って平滑に仕上げていく事も出来ます。


木粉の除去

木材の表面は、目に見えないくぼみがありますので、オイル塗装前にやすりがけで出た木粉を取り除きます。
使い捨てのウエットティッシュが使い勝手いいのですが、水を固く絞った布でも構いません。
表面の水分はすぐに乾きますが、オイル塗装までは30分あけて下さい。水分が残っているとオイルが浸透しないので、ムラができたり、年月が経つと部分的に乾燥が進む恐れがあります。


オイル塗装

オイルは、半年も置いておくと分離しているので、割り箸等でよくかき混ぜます。ウエス(布)に少量付け、塗り伸ばします。ビニル手袋をつけると指の臭い残りがありません。
オイルはよく伸びるので、塗りすぎに注意しましょう。10分程待って全体を乾拭きしましょう。

オイルの染みたウエス(布)は、乾燥時に発熱し、自然発火の可能性があります。必ず、水に浸して処分して下さい。

乾燥+ワックス

【乾燥のみ:右半分】季節や住環境により、乾燥時間が変わりますが、12時間程度で確認します。しっとりしているようであれば、もう12時間空けて確認してみましょう。全体が、サラッとした感触になれば完成です。
【乾燥+ワックス:左半分】上記の通り乾燥させた後、蜜蝋ワックスを塗りさらに同時間乾燥させています。蜜蝋ワックスを塗ると少し艶感がでます。

24時間乾燥させてもしっとりしているようであれば、オイルの塗り過ぎです。次回から少量で伸ばす事、乾拭きをする事を怠らないようにしましょう。

実例1(背もたれ)

実例1

※ 傷とよだれ跡が見えやすいように加工しています。

子供が椅子の背もたれをハムハムし、歯で作ったガリ傷とよだれ跡もこの通り。


まとめ

広葉樹(ウォルナット・ナラ・タモ・チークなど)の木材に使用するオイルは、リボス社の「アルドボス(艶なし)」をオススメします。

蜜蠟ワックスには、リボス社の「ビボス」を使用しました。
蜜蠟ワックスの特徴は、光沢と艶感があり(3分艶)、撥水性と静電気防止効果があるので、テーブルやホコリの付きやすい家具(テレビボード)などにオススメです。

オイル塗装の手入れ(メンテナンス)は、工程が多く、手間と時間は掛かりますが、仕上がりは、見違えるように美しくなり、購入した当初を思い出すことができるでしょう。

手入れも含めて、無垢材家具を楽しむことで、より一層、愛着が湧くので、定期的に手入れをしてあげましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました